3月8日、漫画家の鳥山明先生が亡くなった事が報じられました。
死因は「急性硬膜下血腫」との事ですが、ちまたでは自殺との噂が飛び交っています。
鳥山明の死因が自殺と言われるのはなぜ?自殺では無いたった2つの理由
と題して、自殺ではない理由を解説していきます。
鳥山明の死因が自殺とうわさされている
2024年3月1日に「急性硬膜下血腫」で亡くなられた鳥山明(享年68歳)先生。
亡くなった時の状況が詳しく報じられていない事から、自殺ではないかとのSNS投稿が多く見られます。
鳥山明の死因が自殺である可能性をまだ排除しない👁️
— 𝕐𝕦𝕞𝕞𝕩 𝕆𝕡𝕖𝕣𝕒𝕥𝕚𝕠𝕟𝕤 ℂ𝕠𝕞𝕞𝕒𝕟𝕕 (@Yummx_OC) March 8, 2024
現状は急性硬膜下出血の可能性が高いことを認めます🧐
鳥山明……急性膜下硬膜下血腫って頭部の怪我からなるらしいけど自殺未遂からなっちゃったとかじゃないよね……???そうだったらとか思うとめっちゃ辛い……
— 羽華ks໒꒱ (@redblue2828) March 8, 2024
そういえば実写化で自殺までされた原作者様がいる中、鳥山明はあのドラゴボールの実写化で良く耐え抜いたな…と思う
— りゅうせい🐦𝕏 (@dotno_hamutarou) March 8, 2024
#鳥山明
— パンフ 松本人志の復活に人生の全てを捧げる者 (@panfu111) March 8, 2024
頭部外傷だと、飛び降り自殺の可能性もあるな。
原作と違ったアニメ化で芦原妃名子みたいに自殺した可能性あるな
今年1月29日に、自ら命を断った漫画家の芦原妃名子(享年50歳)さんの事もあり
同じ漫画家として自殺をほのめかす投稿が増加していると見られます。
しかし、鳥山先生の近況や医療事故を調べていくうちに
鳥山先生の自殺の可能性はかなり低い事が分かりました。
鳥山明の死因が自殺ではない2つの理由
鳥山先生は自殺ではない理由を2つ挙げます。
①漫画家は短命である事
②入院中の転倒事故は発生している
この観点から解説していきます。
①漫画家は短命
座って仕事をする漫画家たちは、持病と闘いながら執筆されている方が多いです。
座り仕事なので、血流の悪化は否めません。
毎日「エコノミークラス症候群」の危険を伴い、漫画を描かれています。
若くして亡くなられた漫画家の逝去年をまとめた投稿がありました。
確か水木しげるさんだったかな?
— にーひゃん (@mpjGi7HAtVYV1mx) March 8, 2024
「漫画家は若くて無理ができる時に本当に無理してしまう(睡眠時間を削ってしまう)から長生き出来ない、僕はしっかり寝たから今まで生きていられる」と仰られていた記憶があります
見やすくまとめました↓
・ちばあきお先生 享年41歳
・土田世紀先生 享年43歳
・三浦建太郎先生 享年54歳
・手塚治虫先生 享年60歳
・石ノ森章太郎先生 享年60歳
・藤子・F・不二雄先生 享年62歳
・鳥山明先生 享年68歳
実は、鳥山明先生は昨年から体調不良を訴えられていた事が分かりました。
②入院中に転倒
鳥山明先生は、病院で入院していた可能性がかりな高いです。
鳥山先生は、2023年4月から体調を崩している事を親しい友人の大川知英さんに相談していました。
大川さんは、お笑いコンビ「チキンナンバン」の芸人で、鳥山明先生とはプライベートで16年以上の付き合いがある親友でした。
連絡は常にパソコンのメールで行っていた鳥山さん。
大川は「昨年4月に“頭の手術で入院しようかな”といった内容のメールをもらって心配に心配でした。
2024.3.8 スポニチアネックス
もし、鳥山先生が亡くなられた時、病院に入院中だったとしたら
転倒し頭部を硬い物に打ち付け「急性硬膜下血腫」になった確率がかなり高くなります。
この事を公表した場合、この病院は多くのファンからバッシングを受け運営困難に陥るため、死亡された経緯を詳しく公表できないでいるのかもしれません。
病院では筋肉量が低下した高齢者の転倒事故が毎日発生していました。
転倒事故は毎日0.15%発生
病院での転倒事故発生率は、ベッド1000個あたり1.5人発生しています。
かなりの割合で転倒事故が発生しています。
一般病床における転倒・転落発生率は1日1,000床あたり1.5件程度と考えられ
「入院中に発生した転倒・転落による頭部外傷に係る死亡事例の分析入院中に発生した転倒・転落による頭部外傷に係る死亡事例の分析」
ている
入院患者は年々高齢化しており、加齢とともに転倒・転落の発生率も高くなる。
転倒すれば、反射神経・運動神経が衰えた高齢者は受け身をとる事ができず
腰椎骨折、最悪頭部を硬い床に打ち付ける結果になります。。
転倒原因
■病院内での転倒原因は、内的要因と外的要因に大別されます。
転倒・転落の要因は大きく内的要因と外的要因に分けることができる。
2019.6月 医療事故調査・支援センター
■内的要因として
平衡感覚の維持機能の低下があります。
内的要因
2019.6月 医療事故調査・支援センター
とは、平衡維持機能の低下によってバランスを崩すことや、運動機能の低下によっ
てつまずきやすくなることをはじめとする高齢者の身体的要因である。
■足の筋力低下により、足が思ったほど上がらず転
倒します。
また、睡眠薬をよく飲んでいる患者さんにはふら
つきから転倒に至る事もあります。
特に、筋肉量、
筋力の低下を背景とするサルコペニアは、下肢筋力の低下による転倒・転落リスク
の増加と関連している。また、睡眠薬、降圧薬、血糖降下薬などの薬剤もふらつきの原因となることがある
2019.6月 医療事故調査・支援センター
まとめ
後追い自殺が心配されますが、鳥山明先生はそのような事を臨んではいなかったはず。
天国にいる鳥山先生をがっかりさせる行為は決してなさらぬようお願いもうしあげます。