【2024】JALのCA!脱出誘導がマジすごい!機器不能!極限状態!

1月2日羽田空港で起きたJAL機と海上保安機の衝突事故。

衝突直後のJAL機内ではCAが冷静に、時には声を張り上げて乗客を脱出誘導していました。

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羽田空港でJAL機と海保機が衝突事故

2024年1月2日

羽田空港滑走路でJAL(日本航空)と海上保安庁の飛行機が衝突。

海上保安庁航空機の隊員は5名がお亡くなりになりましたが

JAL旅客機の乗客乗員379名は全員無事でした。

当時JAL機内で事故に遭われた方が撮影した機内動画を見ると

窓のすぐ外はJAL機が燃える炎でオレンジ色に変わっています。

子供が「早く出してください」と絶叫しています。

機内温度は急上昇し、かなり熱かったはず。

ですが大人は思ったよりも冷静な態度を保っているように見えます。

これは乗客がパニックに陥らないようCA(客室乗務員)が上手にコントロールしていたからです。

JALのCAは乗務前に緊急事態時の基本対応など、毎回乗務前に行っています。

JALのホームページ

普段、私達が旅客機内で見るCAの方々からは想像できない脱出誘導が当時行われていました。

今回、ご紹介する動画はその一部しか記録されていませんが

後半で紹介するCAの避難誘導訓練の動画を観ていただくと、今回毅然と誘導できた理由が分かります。

JAL!CAの脱出誘導

今回の衝突事故で

①誘導する際、なぜCAはマイクで機内放送
 を使用しなかったのか?
②事故直後、CAはじっと立っているがな
 ぜ?

という質問のSNS投稿が散見されます。

この理由については

事故後、JAL調査委員がCAを含む乗務員に今回の衝突事故について聞き取り調査を実施を行いました。

結果

①については

JAL機内のアナウンス機器は事故が原因で作動しなかった事が分かりました。


よってCAは機内乗客全員に聞こえるよう声を張り上げて誘導していたのです。

でも急に大声を出すのは「恥ずかしい」という気持ちもあると思うのですが、どうなのでしょうか?

また、声帯が狭まっている為、普段大声で叫んでいないと、急に大声はでないと思うのですが。

なぜ今回のCAの皆さんはすんなりと大声を出せたのでしょか?

それは、定期的に避難誘導訓練をCAは受けているからです。

訓練に合格しないと、旅客機に搭乗させてもらえません。

②については

事故直後、機内のCAは外の状況が全く分かりません。

乗客を迅速安全に脱出させられる出口や経路を探っていました。

結果、3箇所ある非常脱出口から全員が脱出できました。

決して、CAの方々は狼狽していた訳ではありません。

同機は8カ所にドアがあったが、CAは5カ所から炎が見えたため使用を断念。


最前列の左右と、最後尾左側の計3カ所から脱出を決めた。

事故直後から機内放送やインターホンが使用不能になり、最後尾のCAは機長らの指示を受け取れなくなった。


だが、落ち着いて自身で状況判断し、脱出用のシューターを展開したという

時事通信社 2024.1.4

JAL機内の状況

航空機窓の外は一面炎。
正常な精神状態を保つことは困難な状況でした。

今回もこの動画のようにCAは脱出誘導されたと思われます。

CAの脱出誘導状況

CAの脱出誘導でした。

JAL!CAの脱出誘導訓練【動画】

CAは普段から定期的に脱出誘導訓練を受けています。

翼TV

今回も訓練どおりに行動して確実に乗客を脱出誘導できました。

JAL・CAへの称賛

今回の衝突事故に的確に対応したJALのCAに対し「すごい!」という称賛SNSが多く寄せられました。

CAさん本当にすごい。

JALのCA避難誘導を称賛するX(旧ツイッター)

JALのCAさんの避難誘導は日頃の訓練の賜物。(中略)緊急時にどデカい声だして避難誘導できるよう新白河で大声だす訓練受けてるぞ。

恥ずかしがってキャピキャピしていた女は教官にマジで怒られて、野太い声で叫べるまで残らせていたな。

(中略)一見、華やかに見える仕事も、実際にはお客様全員の避難誘導して、火が迫っていても最後に降りるのだから結構ハードですよね😥

JALのCA避難誘導を称賛するX(旧ツイッター)
JALのCA避難誘導を称賛するX(旧ツイッター)
JALのCA避難誘導を称賛するX(旧ツイッター)
JALのCA避難誘導を称賛するX(旧ツイッター)

(中略)搭乗の際、お客さんがCAに「JALのクルーの避難誘導見事だった」と声掛けしていた。(CAは)笑顔で「皆様の命をお預かりしておりますから」と答えていた。かっこいい。

JALのCA避難誘導を称賛するX(旧ツイッター)
JALのCA避難誘導を称賛するX(旧ツイッター)

パニック事故にならず、機内でじっと座ってCAさんの指示を待っている日本人は冷静でスゴすぎないか

以上がSNS投稿でした。

まとめ

華やかなイメージしか無かったCAの職業。

それとは裏腹に、影で相当な訓練を行い、乗客の命を死守するという重圧と職責をいつも保持されてい

る事を今回の事故ではっきり知ることができました。

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