【MA722みずなぎ1号】海上保安庁の飛行機なぜ衝突？ヒューマンエラー！？

1月2日羽田空港で起きた日本航空機と海上保安庁の飛行機事故。

事故原因は何が考えられるのでしょうか？

海上保安庁と日本航空の飛行機衝突！

2024年1月2日

羽田空港滑走路で着陸直後の日本航空機（JAL機）と

海上保安庁の飛行機（MA7221みずなぎ1号）が
衝突。

JAL機の乗客・乗務員は全員脱出でき無事でしたが

海保庁の乗務員6名のうち5名の方々は残念ながら死亡が確認されました。

事故原因は何が考えられるのでしょう？

元日本航空機長の推測を聞いてみましょう。

海上保安庁と日本航空の飛行機なぜ衝突？

日本航空元機長の推測

日本航空（JAL）で飛行機の機長を長年されてきた塚原利夫元機長のインタビューがあります。

内容は次のとおりです。

■塚原元JAL機長の経験談と推測

飛行機の管制に関してはいまだにパイロットと管制官とが言葉のやり取りで意思疎通をはかっている。

「言い間違い」「聞き間違い」は時々発生しております。

・可能性1
「（海保機は）離陸を待ってくれ」
　　　　　という指示を
　「（海保機は）離陸をしていい」
　　　　　と聞き間違えた
　　　　　可能性がある。

・可能性2
「着陸機（JAL機）が来るので、（海保機
は）滑走路の手前で待ってください」

という管制塔指示が

「滑走路の中に入って止まってください」

と聞き間違えられた可能性がある。

航空評論家の推測

他の専門家は今回の海保機とJAL機の飛行機事故をどの様にみているのでしょうか？

航空評論家の小林宏之さんの推測は次のとおりです。

■小林宏之評論家

管制官の指示の間違いなのか、（いずれかの）パイロットの聞き間違いで起こった可能性が考えられる。

航空システムはものすごく進んでいるが、コミュニケーションだけは人間が口で喋って、耳で聞ききますのでいわゆるヒューマンエラーが起こりやすいんですね。

事故原因については、管制の交信記録を確認すればどういう間違いが起こったか明らかになる。

まとめ

事故原因については、今後の事故調査委員の調査結果をまちましょう。

1月2日、東京国際空港において、日本航空株式会社所属の航空機と海上保安庁所属の航空機が衝突し、火災が発生した 航空事故に関し、運輸安全委員会は、担当調査官6名を指名し、現地へ派遣しました。

【航空事故調査情報】2024.1.3