先日亡くなられた鳥山明先生は漫画以外にも
ドラゴンクエストのイラスト考案などで多くの収入を得ていました。
鳥山先生は現在までどのくらいの収入を稼がれていたのでしょうか?
鳥山明の現在までの収入はいくらだった?
個人の見解ですが
鳥山明先生の1987年~2023年現在までの総収入は298.6億円と推定されます。
理由を述べます。
鳥山明の平均年収が
1987年~2005年までの18年間で(長者番付で公開
されていた関係)合計約132億円だった
というデータがあります(年収約7億円)。
2006年以降の年収には
物価の変動を考慮して計算していきます。
1987年に100円で変えていた缶コーヒー。
1992年には110円に値上がり
2023年には140円になりました。
5月から25年ぶりに缶コーヒーが一斉に値上げします。かつては自販機で100円で買えましたが、5月からは140円に。・・かつて缶コーヒーは自販機でワンコインで買えました。それが110円に値上げされたのは1992年。
2023.4.28 「TBS NEWS DIG」
ざっと物価が1.4倍に上がりました。
戻ります。
鳥山明先生の平均収入が約7億円。
物価に連動させると、現在の平均年収約9.8億円になります。
2006年から2023年までの平均年収9.8億円を
17年間続けると約166.6億円になります。
1987年~2005年までの推定年収約132億円を足すと
現在までの収入は約298.6億円になるのです(あくまで個人の見解です)
鳥山明の現在の収入源の内訳は?
鳥山明先生の収入源の内訳を解説していきます。
漫画家の収入源として主に以下の5つがあります。
①契約金
②原稿料
③売上金
④著作物使用料
⑤著作権使用料
①契約金
鳥山明先生は「週刊少年ジャンプ」で
『Dr.スランプアラレちゃん』や『ドラゴンボール』
を連載していました。
その時、発行会社と契約を結びます。
この専属契金は、漫画の売れ具合によって異なりますが、人気漫画だと何百万円の契約金が支払われています。
②原稿料
漫画家が漫画を描くと、原稿に対し原稿料が発生します。
漫画家が描いたページ枚数に連動して原稿料が支払われています。
人気漫画家が描く原稿だと、1ページ2万円前後になります。
例えば、20ページの漫画を書けば、2万円×20=40万円が漫画家に支払われます。
週刊雑誌の場合、1ヶ月に4本漫画を描いたとして
40万円×4=160万円。
月160万円が漫画家に支払われます。
③売上金
漫画家の主となる収入源
それは漫画本の売上時の印税。
漫画以外の小説家の印税も約10%と言われています。
漫画本の販売価格の10%が、漫画家に支払われます。
④著作物使用料
漫画家が描いた漫画をアニメや映画にすると、著作物使用料がもらえます。
この使用料金もケースバイケースで料金が異なります。
しかし、上限制限があるためどんなにヒットしても最高で1000万円しかもらえないそうです。
⑤著作権使用料
描いた漫画がヒットしグッズ化されると「著作権の使用料」がもらえます。
この使用料は、各契約ごとに大きく異なる為、おおまかな使用料は分かりません。
鳥山明の現在までの収入(現在)を尾田栄一郎と比較!
「ワンピース」の著者である尾田栄一郎先生の
2021年までの合計印税収入が約215億円だった
と言われています(引用:漫画全巻ドットコム)。
同じく、鳥山明先生の「ドラゴンボール」の印税は
2021年まで合計約114億円と言われています。
単純比較すると尾田栄一郎先生は
鳥山明先生の2倍の収入を得ているという結論になりました。