ジャニーズ事務所の記者会見で性加害が認められ
各企業はジャニーズタレントが出演しているCMを見合わせる方向に動き始めました。
人気タレントの櫻井翔さんについても然り。
櫻井さんが出演しているCMが見られなくなる前にしっかりチェックしておきましょう。
JALの判断は適切だった!
2023年9月7日
ジャニーズ事務所が開いた記者会見内でジュリー景子前社長は
ジャニー喜多川氏(故人)の性加害を認めました。
この会見の直後、日本航空は
ジャニーズ事務所に所属しているタレントの広告起用を見送る
旨のコメントを発表しました。
櫻井翔さんと松本潤のCM起用は
10年以上も続いてきました。
起用見送り理由は
JALグループが「人権の尊重」で定めている規定。
【人権の尊重】
①基本的な考え方
②現代奴隷法の対応
③人権デューデリジェントの概要
④具体的な取り組み
⑤第三者保証の取得
⑥過年度の取り組み
※デューデリジェントとは、投資対象となる企業や投資先の価値やリスクを調査すること※

■人権を尊重する手段
JALグループは人権を尊重するため
国連の指導原則に従う。
人権への負の影響を特定し
負の影響の防止、軽減に取り組む
旨規定されています。

ジャニーズ事務所の
再発防止や被害者の救済状況を確認するまでの
条件付き対応になります。
日本航空は、ジャニーズ事務所所属のタレントの広告への起用を、適切な対応が確認されるまで見送ることを決めました。
引用:ヤフーニュース
日本航空は7日夜、「故ジャニー喜多川氏が重大事件を発生させたことが明らかになった」とし、これを受け、ジャニーズ事務所の再発防止、被害者救済に関わる検討状況を注視し、適切な対応が取られることを確認するまでの間、ジャニーズ事務所所属のタレントの広告への起用を見送ることを明らかにしました。
JALグループの「人権方針」にのっとった対応だということです。
現在も放送されている櫻井翔さん出演のCMで
もうすぐ見られなくなるかもしれないCMに
どんなものがあるのか調査しました。
今後、テレビで見られなくなる前に
しっかり確認しておきましょう!
櫻井翔さん出演中のCM
現在放送されていますが
近々見られなくなる可能性がある
櫻井翔さんが出演するCMをまとめました。
森永製菓「inゼリー」のCM
アフラック生命保険のCM
大正製薬「クラリチンEX」のCM
アサヒ飲料「三ツ矢サイダー」のCM
メニコンのコンタクトレンズのCM
ハウス食品の「バーモントカレー」のCM
アサヒグループHDは契約更新なし!
5番目に紹介した三ツ矢サイダーのCMですが
9月8日アサヒグループホールディングは
・今後、ジャニーズ事務所のタレントによる
広告や販売促進は行わない。
・現在契約しているジャニーズタレントとの契約
更新はしない
方針です。
アサヒグループホールディングス(HD)は8日、デイリースポーツの取材に対し、今後はジャニーズ事務所のタレントによる広告や販売促進は行わないとし、「現時点では契約の満了を持って更新はしない」と明らかにした。
引用:デイリースポーツ
“今後”については「事務所から被害者救済、抜本的な組織改革が語られていたが、中身を見てから検討したい」とした。
ラグビーアンバサダー契約は続投!

現在フランスで開催中の「ラグビーワールドカップ2023」。
ジャニーズ事件に関与している疑いが持たれる
櫻井翔さんをアンバサダーに起用することを
猛烈に批判しているフランスの大手紙。
9月15日時点
日本ラグビー協会は
櫻井翔さんのアンバサダー続投を表明しました。
櫻井翔氏との契約についてラグビー協会の回答
■「このたび櫻井氏の所属事務所が認めて謝罪した性加害の問題は遺憾であり、当協会では断じて容認するものではなく、今後の事務所の対応に注視してまいります」
■「一方、このたびの事務所の社会的責任と、櫻井氏個人の活動は、切り離して考えています。櫻井氏は元ラグビー競技者としてまたラグビーファンとして、常にラグビーを応援し続けてこられており、着任いただいているジャパンラグビーアンバサダー2023の役割に現時点で変更予定はありません」
東スポWEB 2023.9.16
まとめ
現在JALは櫻井翔さんとの契約は継続していますが
広告起用については起用しないというスタンスを取っています。
他の企業にも同様のスタンスが伝播すると考えられています。



