日大アメフト部その後井上コーチは?土建屋から日大歯学部に復職

日大アメフト部元コーチの井上。その後何している

2018年日本大学アメフト部の部員等が関与した

「悪質タックル事件」。

当時コーチだった井上奨氏は日大を懲戒解雇され

その後どうなったのでしょうか?

調査しました!

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懲戒解雇

事件勃発後、関東学生アメフト連盟は

井上奨(いのうえ わたる)コーチと内田正人監督を

除名処分にしました。

関東学生アメリカンフットボール連盟は6月26日、賛成多数で内田正人前監督と井上奨前コーチの「除名処分」を正式決定した。

「除名処分」は、永久追放に相当する。

引用 2018年6月26日『スポーツ報知』




2018年7月
日本大学は井上コーチと内田監督を懲戒解雇しました。

【懲戒解雇】
懲戒処分の中では一番重い処分。
退職金は無く、即日解雇される。
離職票には懲戒解雇を意味する「重責解雇」と書かれるため、その後の再就職が極めて難しい。

再就職が困難となった井上さんはどのようにして

働き口を見つけたのでしょう?

同期の斡旋

土建業

2018年7月
日本大学を懲戒解雇された井上奨さん。

2018年8月上旬
関西の日雇い労働者を派遣する会社で勤務していました。

工事現場に向かう井上奨さん

実は井上さん

日本大学を解雇された後、井上さんが日大アメフト部に在籍した当時のチームメイト(同級生)

井上元コーチの日大アメフト部同級生(土建会社社長)

が経営している土建会社に派遣社員として就職していました。

井上さんの仕事内容は
建築現場や工場に人を手配する仕事。

8月上旬のある暑い朝、ひときわガタイのいい男の、テキパキした指示が飛んでいた。

会社前で運転手に指示を出すその男は、労働者たちとにこやかに談笑していた。
 
時間は、朝6時30分。
関西のとある事業所に、続々と集結するトラックやワゴン車。男の指示に従い、労働者たちが車に乗り込み、現場へ向かう。

男は建築・土木・解体現場に労働者を派遣する “番頭” 役のようだ。
 

日大アメフト部のコーチだった井上奨氏(30)は、日雇い労働者の人材派遣などを手がける企業で「派遣師」として華麗なる転身を遂げていたのだ。

【引用 Smart FLASH 2019.8.7】

人の手配をするにはまず仕事を知らなければならないので

最初の数ヶ月間、井上さんは土木現場で働いていました。

新しい職場で同僚に過去の事(アメフト事件)を聞かれても

同僚たちは快く受け止めてくれ、本当に感謝していると語られています。

この時の井上さんの心境は

新しい仕事に1から取り組もうという気持ちです。
アメフト業界に戻る気持ちは微塵もありません。

とのこと。

現場に向かう元日大アメフト井上コーチ

しかし

慣れない仕事は厳しく
内田監督は懲戒解雇が撤回されたのに、自分だけ撤回されない事

に憤りを覚え

2020年10月
井上さんは解雇無効を日本大学へ求めました。

結果
日本大学は井上さんの懲戒解雇処分を撤回し
井上さんの復職希望を認めました。

日大歯学部に復職!

2021年4月1日付で井上さんは

日本大学歯学部学生課に復職しました。

日本大学側の説明

「今は暖かく再び迎えようという気持ちです。
当時は世論の激しいバッシングに遭い、かばいきれなかったというのが本音。
第三者委の結論にも従わざるを得なかった」

引用 デイリー新潮 2021.4.1

学生課の仕事内容は

【学生課の業務内容】
より豊かな大学生活を送るためのサポート機関、それが学生課です。
アパートなど住まいの紹介からアルバイトの相談まで、学生生活に関することはすべて学生課が窓口となっています

私立日本大学歯学部学生課の所在地は

東京と千代田区神田駿河台1-8-13
日本大学歯学部学生課


です↓

引用 日本大学ホームページ

井上元コーチのメガネ

2018年日大アメフト部のタックル事件で
井上元コーチが記者会見時に装着していた

「いかついメガネ」について裏話を語られています↓

井上氏は本当はもっと色がついたメガネをかけていたそうです。

本人曰く「ブルーライトカットメガネ」

記者会見が急に決まり、色付きメガネで会見するのは失礼と思い

色がついていないメガネを家まで取りに帰ったそうです。

その眼鏡がこちらのいかつい眼鏡でした↓

引用 Abema news

この眼鏡かブルーライトカットのメガネしか無く
究極の選択だったようですね。

まとめ

今日は、日大アメフト部元コーチだった井上奨さん
が懲戒解雇になったその後について調査しました。

解雇後は、心機一転土建会社で働いていましたが不公平な処分に納得がいかず

日大へ懇願した結果、復職が認められた事が分かりました。

スポーツ界では、選手から監督に対するハラスメントの訴えが年々増加しています。

大学に復職した井上さん。過去の苦い経験を失敗談に終わらせずに、現在監督、コーチされている方々
に教訓として是非活かしてもらいたいですね。

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