今季、パ・リーグ楽天イーグルスで好成績をおさめた安楽投手。
球団内選手から多数のパワハラ被害があがっている事が判明しました。
事実ならば、どのような処分が待っているのでしょうか？
安楽投手にパワハラ疑惑！
2023年11月25日
スポニチ社の報道によると
プロ野球選手・東北楽天ゴールデンイーグルス所属
安楽智大（あんらく ともひろ）投手（27歳）が
日常的に楽天内の選手に
肉体的・精神的苦痛をともなう
パワーハラスメントを行っていた
事が明るみになりました。
楽天所属の複数の選手が
球団社長に訴えており
現在、球団は事実調査を行っています。
身長186cm、体重87kgの巨体に
威迫的な言動をされて、普通の人は
すぐ抵抗できず、服従するしかないはず。
もし
安楽選手の行為がパワハラと認定されると
どのような処分が待っているのでしょうか？
調べてみました。
安楽投手のパワハラを刑法民法的に分析！
■最初にパワハラの定義を確認しておきます。
【職場のパワーハラスメントの定義】
労働施策総合推進法第30条の２項１項
職場において行われる優越的な関係を背景とした言動であって、業務上必要かつ相当な範囲を超えたものによりその雇用する労働者の就業環境が害されること。
■パワハラの処分形態を
刑法や民法の観点から区分けしている表を発見。
安楽投手の言動をこの表に当てはめてみました。
安楽投手から平手打ちされむち打ち症状
選手A以前、楽天に在籍していました。
2021年の春季キャンプ中に安楽投手から平手打ちされました。
その後、むち打ち症状がでました。
■処分・責任
犯罪行為レベル
・懲戒解雇
・傷害罪（刑事）
・治療費の損害賠償責任（民事）
安楽投手にロッカーで倒立状態でズボン降ろされた
選手B2023年夏、ロッテ戦の試合前。
ZOZOマリンのロッカールームで安楽投手に「倒立しろ」と命令された。
身動きができない状態でズボンとパンツをはがされ、下半身露出状態。
さらに陰部にくつ下をかぶせられ、笑いものにされた。
精神的苦痛を受けた。同じ被害を受けた選手は別にもいる。
■処分・責任
不法行為レベル
・出場停止
・民事上の損害賠償責任
安楽投手の誘いを断り人格否定された
選手C安楽投手から食事を誘われ断ったり電話に出ないと「だからお前はダメなんだ」と何度も人格否定され心が病んだ。
■処分・責任
職場環境レベル
・戒告、減給、出場停止
安楽投手に罰金とられた
選手D安楽選手から「罰金だ！」
と称して、金を強要された。
証拠はLINEに残っています。
■処分・責任
犯罪行為レベル
・懲戒解雇
・恐喝罪（刑法）
まとめ
森井誠之球団社長は「しっかりと調査する」と明言しています。
今日挙げた話が事実ならば、被害をうけた選手たちはとても試合に集中できる精神状態ではなかったはず。
チームを弱体化させている悪因にもなっています。そして、潜在的被害者はまだいるようです。
「結果を出せば何でも許される」という時代は終わりました。
今後の発表を待ちましょう。
