中村歩社長が経営するグレープカンパニーが話題になっています。
グレープカンパニーは誰が設立した会社なのでしょうか?
また、どんな芸人が所属しているのでしょうか?
グレープカンパニーは誰が作った?どんな会社?
2010年7月に設立された芸能事務所グレープカンパニー。
中村歩(あゆむ)代表取締役社長(54歳)は、18歳からイベント会社を設立し現在に至ります。
業界内でも中村社長は有名な方で、人とのつながりをとても大事にされる人物です。
そのような方が経営されているグレープカンパニーとはどんな会社なのでしょうか?
社風、制度、所属芸人はどんな環境で芸を磨いているのでしょうか?
グレープカンパニーは中村と芸人で作った会社!
株式会社グレープカンパニーは
中村歩社長とサンドウィッチマンが共同経営する会社です。
中村歩社長は、18歳からイベント会社を起業、芸能界に多くの人脈があります。
サンドウィッチマンのおふた方はお笑いの実力は当然ながら
過去「ホリプロ」「フラットファイヴ」の芸能事務所に所属していた経験から
どのような芸能事務所がこれから必要とされてくるのかが感覚的に分かります。
3人の考えが時代にマッチしたのか、所属する若手芸人が次々人気がでています。
他の芸能事務所からグレープカンパニーに移籍してくる有名俳優・タレントもいるくらいです。
そんなグレープカンパニーの社風はどのようなものなのでしょうか?
グレープカンパニーの特徴は以下の4点です。
①敵を作らない
②面白くない芸人は採用しない
③バーターは出さない
④ギャラ配分が明確
①敵を作らない
「敵を作らない」は中村歩社長の信条です。
芸能界に膨大な人脈を持つ中村社長ならではの含蓄ある言葉です。
他に
「人の話をしっかり聞く」
「知り合ったら一緒に酒を飲む」
という決まりをご自分の中で決めておられます。
確かに、これらがしっかり出来ていれば、売れて人気が出ても
ライバルから恨まれたり、足を引っ張られる事はないです。
これらの信条を中村社長は所属芸人たちに徹底しているからこそ
若手が次々売れっ子になると思われます。
②面白くない芸人は採用しない
「面白くない芸人は採用しない」は
主にサンドウィッチマンさんが考案された策だと思われます。
中村社長は、芸能業界には精通されていますが、芸人の経歴はないため芸人の実情は分からないはず。
その点、サンドウィッチマンさんは売れない時代から現在まで多くの芸人と関わってきました。
どんな芸人がダメになっていくのか?
どんな芸人が仲間の足を引っ張るのか?
どんな芸人で所属事務所が苦労するのか?
経験から熟知されているはずです。
「面白くない芸人は採用しない」はほんの例示で
面白くない芸人→仕事がこない→腐る・ひねくれる
→後輩・仲間に金をたかる→仲間が汚染される
→会社も汚染されてダメになる
の構図です。
向上心のある芸人が集まる会社にしたいのです。
中村氏は・・「面白くない芸人は採用しない」というほど厳しい面も持ち合わせており、
2019.8.14 リアルライブ
伊達
うちは芸人をタレントとして先に売っていく展開はしないと思います。
それができるのは、メジャーな大手プロダクションさんでしょうね。
富澤やっぱり、ネタができていないとね。
伊達
ネタで努力して、賞レースやコンテストで結果を出して、そこから売っていくやり方を通します。
じゃないと結局は、残っていけないんですよ。
2020.2.1 クイック・ジャパン・ウェブ
③バーターは出さない
「バーター」とは
タレントをセットで出演させること。
例えば、人気のある芸人Aを出演させるかわりに知名度の低いBも一緒に出演させてくれと条件をつける事。
バラエティ番組で出演タレントがたまたま同じ事務所の先輩・後輩で同時出演している事があります。
この状態が「バーター」です。
芸能界ではよくある事らしいのですが
グレープカンパニーは「バーター」を一切しません。
バーターなどは出さない方針のため、芸人たちも必死に芸を磨くとのこと。
2019.8.14 リアルライブ
まだ知名度が低い芸人にバターターを使うと、それに甘え芸を磨かない恐れがあるからです。
これも、お笑い業界の酸いも甘いも知るさんはサンドウィッチマンさんの意見と思われます。
「バーター」がなくなれば、本当に面白い番組を作る事ができ、番組制作会社にとってもメリットです。
④ギャラ配分明確
グレープカンパニーは、所属芸人・タレントのギャラの配分が明確・透明性がある事が特徴です。
ギャラ配分は
自らが事務所を立ち上げ、ギャラ配分はタレント6:事務所4と本人たちがテレビで公表したほど明朗
2019.8.14 リアルライブ
と定められています。
芸人たちは、もらえるギャラが計算できるため
仕事をどれだこなせば、どのくらい収入が入るかきちんと将来計画を立てる事ができます。
休みなしで働いて、わずかなギャラしかもらえなければモチベーションは失せます。
金銭関係を明確にすることで、よく起きるタレントと所属事務所の軋轢、仲違い、トラブルを防ぐ事もできます。
芸人のやる気をみなぎらせ、切磋琢磨できる環境がグレープカンパニーには完備されていました。
以上となります。
【お勧め記事】
■グレープカンパニーの社長中村歩はどんな人